24インチファニー部品組み付けVo.3

 組み立ても終盤となって来ました。今日はホイール、サドルの組点けです。

リアハブはサンツアーsuperbe pro 36H、リムはmavic open sport,スポークはdt#14
次に組み替える時はバテットスポークとかリムもチュ-ブラーとかですかね。

24インチのフロントはミケのスモールハブを30ミリのディープリムにラジアス組み。


念のために振れ取りもしておきましょう。念には念ですよね。

さて、振れ取りが終わったらコグを取り付けます。
この2本がコグ回しの代表です。共にシマノから発売されています。
どっちが良いって言うと勿論下のゴムのグリップ付です。ロックリングも外せます。

ハブのネジ部分にグリスをタップリと塗ります。

シマノ製のコグにロックリング。共にnjsです。僕個人的にはシマノのコグはノイズが大きい感じがするのですが、同じ事を感じてる人居ません?ロックリングは強くて調子良いです。

ロックリング、コグにもグリスを。

グリスを塗ったコグを手でハブに最後までねじ込みます。このネジは正ネジ(時計回り)に締めます。

手で締めこんだら次は工具を使って本締めします。時計回りにチェーンをかけ本体のアールの部分に押しあてます。

こんな感じでの方向に力いっぱい力をかけます。

体力、腕力に自信の無い若者は車輪を壁に押し当てて力いっぱい頑張ります。

ロックリングも手で締めこみますこのネジは逆ネジ(反時計回り)。

手で締め込み工具で本締めです。工具の突起した部分をロックリングに引っ掛けて力いっぱいの方向に締めます。


はみ出したグリスをウエスで拭き取ります。

前後のハブアクスルにグリスを塗ります。これは錆び止め、ねじのカジリ防止です。ネジを緩める際に “カキン” ってヤバイ音を鳴らした事はありませんか?大きなトルクをかけるネジには必ずグリスを塗りましょう。ネジ全体に均等に圧、摩擦がかかりこんな音は出ません。

15ミリのレンチで準備したホイールを取り付けます。

次はサドルとピラーの組付けを。
ブルックスswift blk,no nameのエアロタイプのシートピラー。

ばらした部品の金属同士が触れ合う部分に薄くグリスを塗ります。
レールを締め付ける溝、ロックナット、ピラートップのローレット部分、取り付けネジ




グリスを塗ったら仮組みします。

シートピンにもグリスを塗って。

シートチューブ、ピラーのチューブに刺さる部分にグリスを塗ります。雨の浸入、錆び防止、アルミと鉄の固着防止が目的です。

5ミリのアレンキーで締め付けします。このフレームはカラー部分の右側にネジ切りされていたので左から締めていますが、通常は右側から締めます。

サドルの前後、角度を調整して6ミリのアレンキーで締めます。

いよいよ、残る作業はブレーキ付けとバーテープになりました。H○YA○H○君お楽しみに。

dk

24インチファニー部品の組み付けVo.2

 
今日はペダル関係の取り付けを進めます。
ペダルはMKS(三ヶ島)UNIQUE NJS 一昔前の競輪用、MKS 鉄 トークリップ,
TOSHI NJS レザーストラップ、ベーシックなお決まりパーツです。
このモデルはプレートにクリップの取り付けネジ用のネジ切りがされています。
年代に関係なくグレードの高いモデルはクリップの取り付けがボルトのみで出来るように出来ています。

クリップに付属で付いてきたボルトを使うと長すぎで何かしっくり来ません。

左はクリップに付属付いてきたボルト、ナット。取り付けにナットは必要なくボルトも長いので別の長さの物に変えちゃいます。

ボルトに緩み止め剤を一滴垂らします。通常、緩み止めは好きじゃないのですが、ブレーキと同じ役目をする場所であって、あまり気を使わない場所です。万が一のときも考えて一寸一工夫します。

これがネジの緩み止めです。硬化後のネジの開閉も可能なLOCTITE222 金属同士が触れ合い空気が遮断された部分のみが硬化します。極少量をネジに塗りますが、ネジを締めた後、はみ出して空気に触れている部分は固まらないので必要ない部分はウエスで拭き取り出来ます。

靴のつま先と踏み位置のバランスを考えてペダルにクリップを合わせます。

緩み止めを塗ったネジにワッシャ-を通して3ミリのアレンキー締めこみます。

ナットがいらないのでスッキリ。

ペダルの外側からストラップを通します。

ペダルのアクスルにタップリとグリスを塗ってクランクに締め込みます。

締め込みは最後まで手で締めます。クランク側は逆ネジ(反時計回り)に回します。左側のクランクアームは正ネジ(時計回り)に回して締めこみます。尚、手で最後まで締め込みできない場合はネジに何らかの問題がある場合が多いので無理してレンチで締めこまないように。

手で最後まで締めこんだら専用のレンチで増し締めします。このネジは15ミリです。
上はペダル15ミリとヘッドパーツ32ミリのコンビレンチ。下はホーザンのペダル専用レンチ。
何れも通常の15ミリレンチより薄く作られています。


以前、携帯工具で紹介したこの3WAYレンチも便利物です。

やっぱりシマノ×4は大げさ。

H君、一寸押し気味でやっていきますので宜しくね。
dk

価格改定

 日々さまざまなメンテナンス作業のご依頼を頂いておりますが、
ホイール組工賃価格を一部改定致します。
=1からのホイール組=  
1本 ¥5,040
(*持込パーツがあっても同じ価格)
振れ取り保証 1ヶ月 付

=振れ取りのみ工賃=
1本 ¥1,575
(*作業にあたりパーツの取り外し、取り付けなどあれば別途)
=ベアリング交換=
1セット ¥1,575
(*作業にあたりパーツの取り外し、取り付けなどあれば別途)
主には#6000(GRANCOMPE,FORMULA HUBなど),#6902(AEROSPOKE)の
ベアリングを取り扱いしていますが、他の型番のベアリングも対応可能です。
ベアリング価格 1セット
(NTNベアリング)
#6000 ¥1,050
#6902 ¥1,890
(BORED チューニング済ベアリング)
#6000 ¥1,890
#6902 ¥2,730
GEEK GARAGEでは1本1本丁寧に、妥協なくホイールを手組しています。
近日中にホイール組作業の模様をこのBlogにてお見せする予定ですので、
是非ご覧下さい。
GEEK GARAGE
1-20-4 Aobadai
Force Bldg 1F
Meguroku
Tokoyo,Japan
03-3780-4650
GEEK GARAGE TOKYO
6-25-8 B1 Jinguumae
Sibuyaku
Tokoyo,Japan
03-3486-7118

24インチファニー部品の組み付けVo.1

長々と引っ張り過ぎの連載に成りつつあるので押していきます。
今日はチェーンリング、クランク、ハンドルステムの取り付けです。
H君のお気に入りのクランクはSHIMANO DURA-ACE 7600 NJS 現行のオクタリンクが発売される以前のスクエアーテーパー規格の物です。現競輪選手にも人気の物で僕もこのクランクがお気に入りです。それとシマノ宣伝用の様な大げさなチェーンリング。


クランク系の修理依頼で ”何か変な音が、、、、。”って事がよくあるので一つ、、。
駆動系で一番力のかかるチェーンリングのネジが緩んでしまいチェーンリングがぐらぐらの状態で修理に訪れる人が結構います。勿論、ネジの締め付け不足、振動、組みつけ後の経年過多等で緩んでしまう事もあります。でも一番多いのがちゃんと合った部品で組みつけられてない事です。
写真左がsugino RD等の廉価版のクランクの物、右がnjs(shimano,sugino75を代表とする競輪認定クランク)用に作られた物です。細かいローレットが刻んであって空回りしないようになっています。この雌ネジと同様に雄ネジも若干長さが違うので注意して使いましょう。

金属同士が触れ合う部分にはお約束のグリスを塗ります。

こんな感じで。

アームの裏側から雌ネジを入れます。ローレットが切ってあるので ”すぽっと”は入りません、合わせるって感じです。

次は雄ネジにグリスを塗ります。

一本一本、丁寧にネジを締めていきます。雄ネジを締めていくと裏からあわせた雌ネジのローレットがアームに収まり空回りしないでネジが締まっていきます。

そして本締めします。
写真に書かれた番号順(どのネジからはじめても良い)で本締めします。星を2,3回書くようにイメージで締めれば間違わないです。今回写真の取り忘れでカットしましたが、ローレットの入った雌ネジについても、本締めで強い力をかける場合は裏からレンチを当てて締めた方が安心と言う人もいます。

はみ出したグリスを拭き取ります。

続いてクランクの取り付けです。
2本のクランクボルトにグリスを塗ります。

続いてはアクスルにグリスをタップリと。

四角のテーパーを合わせて差し込みます。

グリスを塗っておいたクランクボルトを締めこみます。
今回使ったクランクボルトは8ミリのアレンキーで締めこむタイプです。
時計回りに力いっぱい締めてください。

左側のアームも同じように取り付けて完成です。

さぁー、続いてハンドルの取り付けです。
鎖骨にボルトの入ったH君のために選んだハンドルはブルホーン。
競輪用のハンドルをカットしてH君のために用意しました。


ステムは日東パール9
見た目、前下がりの付いたNJ proに比べて地味なパールですが仕上げ、取り付け部品、精度も抜群。競輪の有名選手にも使っている人が多数います。
先ずはフィッティングを外しましょう。

グリス、6ミリアレンキー、痒いとこに手が届く的な自転車工具界の孫の手工具日東ステムスパナ

センターボルト、斜ウス、クランプボルト、金属面が触れ合うところ全てにグリスを塗ります。
これは金属同士のカジリ防止、締め付け圧を均等にする等は勿論ですが、コラム内に雨水浸入防止にも役立ちます。



部品を組み付けてコラムに収まる部分にもグリスを薄く塗ります。

6ミリアレンキーでネジを締めて取り付け完了です。ステムには必ず取り付け位置の表示があります。表示の位置を守りましょう。因みに、このステムのMAX表示は僕が決めます。さてH君、どの位低いのが良いの?

便利品、ステムレンチを使ってクランプを広げハンドルに傷をつけないように差し込みます。

とりあえずはこんな角度で収まりました。どう?H君?どのくらい下げるの?

次回も部品の取り付け作業をお見せしますので宜しくお願いします。
さて今週末の土曜日18時から中目黒GEEKGARAGEにて『キムケン』によるBORED OILのテストを行います。皆さんお誘いあわせていらしてください。
dk