価格改定

 日々さまざまなメンテナンス作業のご依頼を頂いておりますが、
ホイール組工賃価格を一部改定致します。
=1からのホイール組=  
1本 ¥5,040
(*持込パーツがあっても同じ価格)
振れ取り保証 1ヶ月 付

=振れ取りのみ工賃=
1本 ¥1,575
(*作業にあたりパーツの取り外し、取り付けなどあれば別途)
=ベアリング交換=
1セット ¥1,575
(*作業にあたりパーツの取り外し、取り付けなどあれば別途)
主には#6000(GRANCOMPE,FORMULA HUBなど),#6902(AEROSPOKE)の
ベアリングを取り扱いしていますが、他の型番のベアリングも対応可能です。
ベアリング価格 1セット
(NTNベアリング)
#6000 ¥1,050
#6902 ¥1,890
(BORED チューニング済ベアリング)
#6000 ¥1,890
#6902 ¥2,730
GEEK GARAGEでは1本1本丁寧に、妥協なくホイールを手組しています。
近日中にホイール組作業の模様をこのBlogにてお見せする予定ですので、
是非ご覧下さい。
GEEK GARAGE
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Force Bldg 1F
Meguroku
Tokoyo,Japan
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24インチファニー部品の組み付けVo.1

長々と引っ張り過ぎの連載に成りつつあるので押していきます。
今日はチェーンリング、クランク、ハンドルステムの取り付けです。
H君のお気に入りのクランクはSHIMANO DURA-ACE 7600 NJS 現行のオクタリンクが発売される以前のスクエアーテーパー規格の物です。現競輪選手にも人気の物で僕もこのクランクがお気に入りです。それとシマノ宣伝用の様な大げさなチェーンリング。


クランク系の修理依頼で ”何か変な音が、、、、。”って事がよくあるので一つ、、。
駆動系で一番力のかかるチェーンリングのネジが緩んでしまいチェーンリングがぐらぐらの状態で修理に訪れる人が結構います。勿論、ネジの締め付け不足、振動、組みつけ後の経年過多等で緩んでしまう事もあります。でも一番多いのがちゃんと合った部品で組みつけられてない事です。
写真左がsugino RD等の廉価版のクランクの物、右がnjs(shimano,sugino75を代表とする競輪認定クランク)用に作られた物です。細かいローレットが刻んであって空回りしないようになっています。この雌ネジと同様に雄ネジも若干長さが違うので注意して使いましょう。

金属同士が触れ合う部分にはお約束のグリスを塗ります。

こんな感じで。

アームの裏側から雌ネジを入れます。ローレットが切ってあるので ”すぽっと”は入りません、合わせるって感じです。

次は雄ネジにグリスを塗ります。

一本一本、丁寧にネジを締めていきます。雄ネジを締めていくと裏からあわせた雌ネジのローレットがアームに収まり空回りしないでネジが締まっていきます。

そして本締めします。
写真に書かれた番号順(どのネジからはじめても良い)で本締めします。星を2,3回書くようにイメージで締めれば間違わないです。今回写真の取り忘れでカットしましたが、ローレットの入った雌ネジについても、本締めで強い力をかける場合は裏からレンチを当てて締めた方が安心と言う人もいます。

はみ出したグリスを拭き取ります。

続いてクランクの取り付けです。
2本のクランクボルトにグリスを塗ります。

続いてはアクスルにグリスをタップリと。

四角のテーパーを合わせて差し込みます。

グリスを塗っておいたクランクボルトを締めこみます。
今回使ったクランクボルトは8ミリのアレンキーで締めこむタイプです。
時計回りに力いっぱい締めてください。

左側のアームも同じように取り付けて完成です。

さぁー、続いてハンドルの取り付けです。
鎖骨にボルトの入ったH君のために選んだハンドルはブルホーン。
競輪用のハンドルをカットしてH君のために用意しました。


ステムは日東パール9
見た目、前下がりの付いたNJ proに比べて地味なパールですが仕上げ、取り付け部品、精度も抜群。競輪の有名選手にも使っている人が多数います。
先ずはフィッティングを外しましょう。

グリス、6ミリアレンキー、痒いとこに手が届く的な自転車工具界の孫の手工具日東ステムスパナ

センターボルト、斜ウス、クランプボルト、金属面が触れ合うところ全てにグリスを塗ります。
これは金属同士のカジリ防止、締め付け圧を均等にする等は勿論ですが、コラム内に雨水浸入防止にも役立ちます。



部品を組み付けてコラムに収まる部分にもグリスを薄く塗ります。

6ミリアレンキーでネジを締めて取り付け完了です。ステムには必ず取り付け位置の表示があります。表示の位置を守りましょう。因みに、このステムのMAX表示は僕が決めます。さてH君、どの位低いのが良いの?

便利品、ステムレンチを使ってクランプを広げハンドルに傷をつけないように差し込みます。

とりあえずはこんな角度で収まりました。どう?H君?どのくらい下げるの?

次回も部品の取り付け作業をお見せしますので宜しくお願いします。
さて今週末の土曜日18時から中目黒GEEKGARAGEにて『キムケン』によるBORED OILのテストを行います。皆さんお誘いあわせていらしてください。
dk

24インチファニーBB取り付け

今日はシールドタイプのB.B.の取り付けをします。
用意する物は組み付けグリス、BB、専用レンチです。
因みにBBはカンパ ヴェローチェ ハンガー幅68ミリ、軸長111ミリ、ISO規格の4角テーパータイプです。本来は使用するdura-aceの競輪njsクランクの推奨軸長は109ミリなのですがシールドタイプのBBに該当する物が余りありません。ヴェローチェの111ミリと2ミリの差(片側1ミリ)がありますが1ミリの違いによるチェーンラインの狂いは問題ないと判断します。

先ずはハンガーの左右雌ネジ部分にグリスをタップリと塗りこみます。
これは錆び防止、ネジのカジリ防止です。


続いてBB本体、左右のカップ雄ネジ部分、左カップの内側にもグリスを塗ります。これも同様に防水、防錆、カジリ防止目的です。



自転車に使われているネジの締め付けで、正ネジ、逆ネジって言う表現があります。
例えば今回取り付けするBBにも、、、。
ペダルの回転によってネジが緩みにくいように考えられ右(チェーンリング側)のカップは逆ネジ、左側のカップは正ネジです。
今後、僕の書き込むメンテブログの表現で
反時計回りに締める (counter-clockwise)  = 逆ネジを締め付ける
時計回りに締める (clockwise)   = 正ネジを締め付ける
と覚えてください。 
この図を参考に

タップリとグリスを塗りこんだ左のカップを時計回りに手で9分目迄締めこみます。

そしてクランク側からBB本体を差込み反時計回りに手で絞まりきるまで締め込みます。


手で締め切った右のカップ(クランク側)を専用レンチで反時計回しで力いっぱい締めこみます。

次に左側カップをレンチで時計回りに力いっぱい締め込みます。

左右のカップを確実に締めたらアクスルを手で回してみましょう。
組み立て前の回転であれば完了です。” 何か重いなぁー ”って思うなら、アクスルを左右から軽く
ハンマーで叩いてみましょう。ハンマーの振動でカップとベアリングが確実にフィットします。


追伸、
BBアクスル(クランク軸)の両端は断面が四角でテーパーとなっています。クランクも同じく四角でテーパーの付いた穴があいています。
昨今のシングル、トラックバイクに良く使われる物には、JISおよびISOの規格があります。JISとISOを比べると、テーパーは同じですが、ISOテーパーはJISテーパーよりテーパー部が少し長く、先端の四角幅が少し狭い。そのため異なる規格のクランクが軸に入る位置は少し異なるり、双方が合っていないとアルミで作られているクランク側の四角い穴が広がって破損する危険性もあります。見た目で判断するのが出来ない場合はメーカー別、品種で判断し正しい物を取り付けてください。
特に良く見かける間違いは、
選手からオークション等で譲り受けた競輪系のフレームについているBBにsuginoRDのクランクを使用していてクランクにガタが出ているケースです。
大まかですが、
NJS(競輪)全般、カンパ、ミケ   =  ISO
sugino RD,その他汎用全般   =  JIS
これら不安のある方はお店で声かけてください。
dk

INFORMATION

 
発売開始から約1ケ月。
日に日に噂が広まり、店頭・WEBストアー共に大好評のBOREDオリジナルオイル
=BLOODY SYNTHETIC LUBRICANT=

今週末、12/4(土)18:00 より、そのオイルのちょっとしたデモンストレーションを、
GEEK GARAGE 中目黒 にて行います。
生みの親でもあるBORED 内藤さん直々に、特別な試験機を使用して極圧性のテストを
したり、実際の使用方法や他社製品との違いなど細かく教えてもらえます。
なかなか見ることの出来ない面白いデモンストレーションなので、是非お時間ある方は
遊びに来て下さい。
お待ちしております。
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24インチファニーコラムカット&フォークセットアップ

 
前回ヘッド小物の圧入が終わったので今日はフォークの組み付けをして行きます。
元々このフレームに付いていたフォークの程度が悪く困っていたのですが、、、。
この24インチのフロントフォーク、どこから探してきたのでしょう。ただ、フレームの短いヘッドチューブに合わせるのでコラムのカットも必要です。
先ずはコラムの長さを決める為に仮組みします。
上下にリテーナーベアリングを収めて上玉押しをねじ込みます。


通常は舌付きワッシャー、ロックナットの順に組み付けするのですが、ヘッドチューブが短い為にワッシャーの舌が収まるスリットが上玉押しが収まる所まで切られていません。舌付きワッシャーはヘッド小物の調整をする際に、ワンとロックナットの干渉を止める便利物なのですが、このままでは舌の部分が真円から出ベソのようにはみ出ていてコラムに通す事が出来きません。舌を削り取ってしまいましょう。

写真下の舌と言うより出ベソの部分を削り取ります。


こんな感じに削り取りました。これで真円になったのでスリットの無いコラムに入ります。

無事に収まりました。

次にロックナットの雌ネジ切りされている部分の寸法を測ります。
ワン、ワッシャーを入れてコラムの雄ネジ部分がこのロックナットの雌ネジの切られている寸法と同じまたは、若干(コンマ5ミリ)短くなるように調整します。

ネジ部分は5ミリです。

コラムの雄ネジ部分に5ミリを測って印を付けます。

雄ネジ部分は印がつきにくいので前もってチョークを塗り、印が付きやすいようにしました。

印を付けた部分にマスキングテープを張りカットします。

万力にセットして金ノコで一気に切り上げます。

こんな感じに切れました。次にロックナットが上手くねじ込みできる様にヤスリで仕上げます。


ステムがスムースに入るように内側のバリも取ります。

こんな感じに仕上がりました。

仮付けしてみます。上玉押し、ロックナットを一杯締めこんでワン、ワッシャーロックナットがちゃんと干渉しているか確認します。コラムの雄ネジ部分がロックナットの雌ネジの長さ又は若干短く切られてないとワン、ワッシャー、ロックナットが干渉しないのでちゃんとしたした調整が出来ません。ココがポイントです。

仮組に問題が無ければベアリングにグリースを付けて本組みします。
調整には2本の32ミリスパナを使います。写真上のヘッドスパナはパークツールの物、これヘッドスパナのキングです。厚みがあってロックナットを傷つけず確実に締め付けます。もう一本は玉押し用に薄いスパナ、これらのスパナは共に8角です。グリースはベアリング用化学合成グリース。

クラウンレース、上ワン、上下玉押しに薄くグリースを塗ります。注意!写真で見えやすいように多めにグリースを使いましたが、、、。ちょっと多すぎた。もう少しうすーく塗りましょう。

コラム、コラムネジ部分も忘れずにグリースを塗ります。これはネジのカジリ、錆の防止に役立ちます。




グリースはこんな感じで薄く塗り伸ばす感じです。



続いてリテーナーベアリングにグリスを詰めます。ベアリングの球が少し頭を出している程度に。



さぁー組み付けていきます。

先ずはクラウンレースにベアリングリテーナーを納めます。


ヘッドチューブにコラムを差し込み、上ワンにリテーナーベアリングを納めます。

上玉押しをねじ込みます。

ワッシャーを入れてロックナットをねじ込みます。

二本のスパナを上玉押し、ロックナットに掛けます。先ずは左手のスパナで玉押しを締めて(時計回り)ベアリングの玉あたりを調整します。ベアリングに負荷が掛かり過ぎず、ガタが無い所を探します。
ガタが出る一歩手前の一番スムースに回転する所に調整できたら玉押しが動かないように右手のスパナでロックナットを締め付けます。一度スパナを外してフォークを回してガタが無く、スムーズに回るようであれば本締め(右手のスパナでロックナットを締めながら左手のスパナで上玉押しを固定又は少し反時計回りにまわして二つのナットをロックさせます。

ベアリングに負荷が掛かり過ぎず、ガタの無い一番スムーズに回る所を探してください。ハブ、BBの調整と同様にちょっとしたコツが必要です。上手くこつを掴むまで回数を重ねてやってみてください。

次回からは部品の取り付け作業をしていく予定です。

特選、街道レーサーのお手本。海外の自転車ブログから)
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ヤバイ、zerogravityのブレーキキャリパーが付いてる。これ欲しい。
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では又、ちょくちょくブログのチェックしてください。
dk